'n'Roll Music

今の時代、ロックはあるがロールが足りない

フジロックでTHE HIVESを見てきた

 
ヒトツメサイクロプスです。(@sabbat_cyclops

 

今回かなりめちゃくちゃなこと(後日記事作成予定)をしてフジロックを宿無しで2日間強行してました。

それの理由としては…どうしてもTHE HIVESが!見たかったから!!

これで今年単独とか聞いたら発狂するやろな…(あったら確実に行くが)

 

 



 

ガレージロックの殿堂、地球上で最高のライヴ・バンドと評されるTHE HIVES

名前だけずっと知ってて、本格的に聴いたのって転職してからDJイベントで曲を知ったからライブ行けなかったんだよな…

THE HIVES自体もフジロックは19年ぶり

単独でも2014年ぶりの来日でした。

 


今年出るアルバムについて、Rolling Stoneのインタビュー中に、

ー「そしてハイヴスは今年のフジロックで、どんなライブを披露してくれそうでしょうか。」

ニコラウス:そりゃもう、ハイヴスが君の街にやって来るときには、いつだってベスト中のベストを期待してもらって構わない。過去にハイヴスのライブを経験済みだろうと、未体験であろうと、これまで観てきたバンドの少なくとも2倍はすごいものを期待してもらって、ほぼ間違いないよ。

The Hivesが語る「誰もやってなかった」ガレージロックの源流、バンド復活劇、日本への想い | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

 

フフフ…楽しみすぎるな…

 

2日目にvulfpeckのTシャツ買えなくてHIVESの白Tシャツ買ってきてたら3人くらいのHIVESファンの人に「いつ買えたんですか!?」と聞かれてビックリした。

え、もしかして今日なかったのか…買っといて良かった…

 

途中フジロッカーのライブ友達からのタレコミでラジオの公開収録してるのを知り、ギリギリでTHE HIVESを目撃

伊達男たちだ…渋すぎる…

 

 

その後、グリーンステージのRADWIMPSの良いライブに後ろ髪を引かれつつ、前方に行くために早めにレッドマーキーへ。

 

 

20:10開始だってんのに、BGM終わった瞬間に歓声が上がって「もう我慢できないから早く来い!!!」というフロアの凄まじい熱気

 

そして時間通りにステージが暗転してライブがスタート

 

 

メンバーが登場したらもう一段階歓声がデカくなっていよいよ…いよいよ…という期待感の中、「Bogus Operandi」のイントロがスタート!

 

私個人的には年齢層がPUNKSPRINGとかよりもフジロックの方が上と思ってて、本当にどうなるんだろう…ピットは発生するのか…?とも思ってました

 

完全に杞憂だった!

最速でモッシュピットができてて、みんなめちゃくちゃ笑顔でぶつかり合ってて「これこれこれこれ!!!」となりながらシンガロングして1曲目に喉が潰れました。

 

フジでガッツリモッシュがある現場に行くの、1個の夢だったんですよね。

去年のTurnstileのホワイトステージの配信見てから「あれがアリなんだ…」ビビらさるのと同時に現地に行きたかった~となってました。

 

私も周りも若くないのはみてわかったのですぐモッシュも力尽きて終わる…いや…終わらせない…まだだ…!!と全員、最終日のカッスカスの体力をすべて投げ打ってフロアで遊んでました。

あの光景は自分にはとても大切で、消えかけたロウソクが最後にワッと燃えるようで儚くて美しいと思いました(オッサンが汗だくで儚い…??)

そうでなくても外国人若者関係なく楽しんでて滅茶苦茶アガったなあ〜〜!

 

コールアンドレスポンスでテンションおかしくなりすぎて、レディ(女性)エーンドジェントルメン(男性)のところ全部叫んでました(マジで終わってから気づいた)

 


合間合間で出てくるローディがニンジャなのはエンターテインメントなのか…?

と思ったら前からなのねサービス精神よ…

 

曲の合間にけっこうMCがあって、めちゃくちゃ早口で熱いことをこっちに言ってきてるけど、解読が無理すぎて後からTwitterで見ました

以下Xで拾ってきたボーカルペレのMC集

こんなこと言ってたのか…

 

 

 

 

10、9、8…Två tre からのTick Tick Boom!!

 

急にWODの指示が来ておお…となって左右分けたらa flood circleの佐々木以来の練り歩くパフォーマンスしてて笑った

そんで座らせるんかい!?

 

終始盛り上げっぱなしで、新しいアルバムの曲もカッコよくて…レッドマーキーで見れて良かった…

 

 

 

終わったあと、Vigilante Carlstroemのピックを手に入れられてマジでビックリした

 

しっかり架空のRANDY FITZSIMMONSが亡くなったことになってて駄目だった

さすがだ…

 

 

 

 

 

 

Xよりセットリストを見つけたので拝借。

THE HIVES
FUJI ROCKS, NIIGATA - 27/7/25

01. BOGUS OPERANDI
02. MAIN OFFENDER
03. RIGOR MORTIS RADIO
04. WALK IDIOT WALK
05. PAINT A PICTURE
06. STICK UP
07. LEGALIZE LIVING
08. HATE TO SAY I TOLD YOU SO
09. TRAPDOOR SOLUTION
10. ENOUGH IS ENOUGH
11. COUNTDOWN TO SHUTDOWN
12. COME ON
13. TICK TICK BOOM

 

 

 

 

 

※ここからは振り返りになります



洗濯物を全部すませて、私の今年のフジロックはこれで終わり。

無茶もしたが行ってよかった。

 

いつもの感想をメモにまとめるか…となった時、このTHE HIVESのフロアの光景が鮮烈によみがえってきた。

スマホのメモに文字を打ち込んでいたとき、Spotifyでセットリスト順に聴きながらなぜか思い出して泣いてしまっていた。



rock 'n' rollは7/25のレッドマーキーにあった

大抵ロックはあってもロールは存在しない

それがガレージであろうが、俺たちは1時間転がっていた

俺たちがなくしていたrollはここにあったのだ

ロックの後にロールがないクソったれな今の世の中、俺たち全員がrock 'n' rollしていたのだ

苦しくても笑顔で、手を抜かずに

ここで何もかも無くなってもいいから、悔いなく遊びたい

フロアで俺たちはボディーランゲージで互いを賞賛しあっていた

 

あの頃憧れてた、モッシュピットのかっこいい大人に俺もなれたのかな?

金もなくて、ダサくて、時間だけ無駄にあった大学生の俺が、ライブに行くといつも楽しそうにモッシュしてた大人になれたのかな?

 

「あの頃」と言って懐古してるやつらが羨ましかった

その時には俺はその場にいなかったから。

いつかのMO'SOME TONEBENDERのライブで、なんで俺は終わった後に泣いてるんだろうと思ってたけど、今回のことでよくわかった

あの時なりたかった大人になった気がしたんだ

自分が焦がれて思い描いていた場に入れたことに嬉し泣きしてたんだ

もう会えないと思ってたものに出会えたんだ

写真、動画には映らない、フロアの俺たちだけが知っている熱があった

 

いつかのサンボマスターでも泣きながらモッシュした

それは当時、仕事の環境が最悪で、励まされてるような感覚になったから

でも今回はそれとは全然違った。

 



配信を探して見た。そこには俺たちの姿はほんの数秒だけあった。

何もわからなかった。そりゃそうだ。ダイブもサークルもほとんどない地味な身体のぶつけ合いだけだったんだから


その中で、曲が終わるたびに、知らない人と肩を叩き合って、生き残ってる互いを褒め称えた。

ダイブしようとする人には、周りの全員で前に持っていった

限界を感じて後ろに行く人を見た(偉い)

壊れたレンズが無くなったメガネを見た

液晶が壊れたApple Watchを見た

 

 


来日を19年待った?

俺は4年も待ってない


「The Death of Randy Fitzsimmons」が11年ぶりのアルバム?

俺にとってそれはファンになってから最初のアルバムだ

 

「あの頃」の方がバンドは良かった?

その頃に俺はその場にいない


じゃあ今はなんなんだよ!!!!!

どこにrock 'n' rollがあるんだよ!!!!!

ロックは死んだ?死んでねえよ!!!!

ロックはパンクと混同して、精神的なものとしてメディアでもアーティストでも使われまくってるだろうが!!!

古典みたいな位置になって、何にでも「これはロック」「あれもロック」と言える時代になってしまっただろうが!!!

でも、rock 'n' rollのrollはどこにいっても見つからない!!!

どこにいても誰もスウィングしてない!!!

もしあったとしても「今の」rock 'n' rollじゃないか!!!!

お前らが懐かしそうに話してるそれは、その頃にいたお前らしかわからないじゃないか!!!!

 

 

親切に友達が教えてくれても、フロアの熱は伝わらない

知っているのは、その場にいた、フロアにいた人たちだけ

そりゃそうだ。これはただのわがままだ

気づいていなかった俺が悪かった

金がなくて、行けていなかった俺が悪かった

 

ただ、今回は地球上で最高のライヴ・バンドが、遅れてやって来た俺にそれを届けてくれた。

俺だけ興奮しても何も起こらない、それに応えるフロアがあった

喉は叫びすぎて枯れて

足のよくわからないところが痛み

手は握りしめすぎて気を緩めたら震えて

心だけは今この瞬間が終わってほしくない
(いやしんどいからもう終わっても良いよとも本当に思ってた)

 

はるか天空までブチ上がった私のテンションは、今もずっと降りてきません

 

目に見えるものがすべてならば、ここにあると思うくらいの思いが詰まったライブでした。

 

 

 

 

 

 

 

…というわけで、
エモい(感動)

メロい(メロメロ)

推し(好きなアーティスト)

最高

ヤバい


の単語5個で全部片付く話をながながと話したらこうなります

私個人としては「推し」と「エモい」も「メロい」も大嫌いです

お前の好きとか感情を俺のものを同じにすんなやボケ

 

人それぞれ思いは違って良い。それを言葉にするから争わなければならない

 

私の場合はこんな感情になりました。絶対に忘れないために、文字に起こしました

 

これからのライブライフでも、これ以上ないほどの光景に出会えますように。

 

 

 

 

 

以上になります。ありがとうございました。