'n'Roll Music

今の時代、ロックはあるがロールが足りない

2021年の年間ベストアルバム~邦楽編~

ヒトツメサイクロプスです。(@sabbat_cyclops

 

立て続けに書いてますが…もうTwitterの引用しよ…

 

洋楽編はこちら。 2021年の年間ベストアルバム~洋楽編~

 

 

 

ライブレポを簡易ですがインスタグラムでやるようになって、それをまとめたら記事になるのにな~と思ってたら年を越しそうなので来年検討します! まあそのくらいかつどうはできるようになりました。

 

 

 

 

2021年の邦楽

今年の個人的総括。
若手がマジで掘れない&わからない&アルバム前提ではなく配信曲中心ということで、アルバムを聴く枚数は初めて洋楽に負けました! それでも中堅&応援しているアーティストはドンドンリリース!うれしい!!でも新しいのも知りたい!!!となった1年でした。 なので、近年よりも感情の乗ったランキングになりました。 それでは始めます!
いまだに混迷の時代の邦楽編!!

 

 

 

 

 

年間ベストアルバムについて

今回の判定基準

去年と同様にこれ。

・1曲が強いタイトルがあろうが、アルバム全曲を聴いて評価

・よく聴いているアーティストは判定厳しめ

ポリシックスとナードマグネットが毎年ランクインしてしまうため)

・2020年12月~2021年11月のリリースが対象(12月は無理)

・シングルは対象外

・EPは対象だが、アルバムよりは判定が厳しくする。

・以前のランキングにランクインしているアーティストはさらに厳しく

 

アルバムの構成含め、今まで出会わなかったアルバムを高めに評価しています。

結果とレビューはもうTwitterで発表しているのでちょっと簡略化しますけど始めますよ!

 

10位

ANGLE/80KIDZ

 

 

 

全国流通してないアルバムが10位。

客演盛沢山でAAAMYYYも参加しています。

 

 

 

各アルバムのリードトラック(か好きな曲)のMVとSpotifyのリンク載せておきますね。

 

 

MVがねえ てなわけで9位をどうぞ。

 

 

 

9位

LENS/Kroi

 

 

 

DJイベントで流れ、ラジオで流れ、極めつけに音楽ブログやってる友人にオススメされたので聴いたら今欲しかった要素がふんだんにあったのでランクイン。

星野源Suchmosがこじ開けたブラックミュージック、ソウルの要素を一時期は取り入れたアーティストが多かったんだけどすぐいなくなったので物足りなかったんだよね…

それをALIやKroiみたいな若手がやってきてめっちゃ嬉しいです。

ライブ見に行きてえ~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8位

心理/折坂悠太

 

 

今年のアーティストの顔(アルバム)。

底がマジで見えねえ…

 

 

 

 

 

 

 

7位

Annihilation/AAAMYYY

 

 

 

実はTempalay聴き始めるきっかけってAAAMYYYからなんですよね…

アルバムの聴いている感触が世界に目を向けた感じでとても良いです。

 

 

 

 

 

 

 

6位

Lights and Signs/For A Reason

 

 

 

アーティストはイベントで仲良くなった音楽仲間に教えてもらった。

 

他人のオススメはちゃんと聴こうね…という去年の教訓を学んどいてよかったねえ…

こんなに背中を押してくれるアルバムを知れてよかった。

シンガロングしたいねえ

 

 

 

5位

LIFE IS TOO LONG/w.o.d.

 

  めちゃくちゃライブ良かったし過去作買ったし今回もチョーかっこよかった!! なんか見覚えあるな…?と思ったら同じ大学の別の軽音部の人でした…こんな骨太のグランジやる子だったのね… リリース頻度が高いアーティストなので来年も楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 

4位

セーラ☆ムン太郎/マハラージャン

 

 

Spotifyのコラボプレイリストに参加してた時に『セーラ☆ムン太郎』がよく入ってて、なんだこのジャケ!?と思ったらスゲエ雰囲気のいいメロディが流れてきてたまげました。

楽曲のメロディーはこんなにキラキラしているのに示談、も~~~~~~ど~~~~~にでもな~~~~~~~~れ☆(死んだ目)みたいな感じが多くて私は好きです。

でもターバンいらなくね?

 

 

 

 

 

3位

NO MOON/D.A.N.

group_inouの対バンから知り、そこから音源を買い続けてました。 前作の『Sonatine』が好きで、新作をかなり期待して待ってました。

 

[word_balloon id="unset" src="https://first-eye.com/wp-content/uploads/2021/11/img_0973.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]前作がよかったから、今回のやつはまあええやんぐらいで終わるやろ…今の配信曲まとめて終わりやろし。[/word_balloon]

(先行配信曲の『No Moon』を聴いて)

 

[word_balloon id="unset" src="https://first-eye.com/wp-content/uploads/2021/11/img_0971.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]これは…今回は前作よりもヤバいな…?[/word_balloon]

浮遊感のある微睡むようなメロディは変わらず、新たにラップの要素を取り入れてました。 客演でも玉名ラーメンやMIRRORのTakumiを呼び、ありとあらゆる手段を用いて聴く側を自分たちの領域に持っていくぞというのを、音圧ではなく手法としてやってのけるのは本当にこのバンド…恐ろしいな…

先行配信曲の『No Moon』が1曲目のリードトラックと思わせておいて、1曲目の『Anthem』こそが、バンドの新たなアンセムだということを始めて聴いたリスナーに叩きつけるような構成になっています。

今回は個人的な感情や背景が強く反映された邦楽年間ベストのなかで、アルバムの構成、バンドとしてのスタンスとしてのしたたかさが今回3位まで引き上げた理由になりました。

深夜のライブハウスか野外で、寝てるか寝てないかわからない状態で見たいバンド。

早くそんな状況にならねえかな…?

 

 

 

 

 

 

2位

ギター/ハンブレッダーズ

 

 

 

前作も良かったけども、広く間口をあけていたアルバムだった。

今回は音楽を生活の中心に置いている、ちょっと現実が上手くいっていない音楽好きの方を向いて歌ってくれているようなアルバムになっていました。

私自身の感情があふれるアルバムになっていて、ドンドン順位を上げていきました。

拳を突き上げてシンガロングしたい曲が多い…!!

こんな私でもいいんじゃないかな?という自己を肯定してくれているようで多分していないような感じが好きでたまりませんでした!

メジャーデビューして、ドンドンでかいアーティストになって行く中で『ギター』のようなアルバムが出ることに心が温かくなりました。

もうチケット取りづらい人気バンドだろうけど、いつかライブハウスで会いましょう。

 

 

 

    次でラスト~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年のベストアルバム(1位)

Larderello/Dos Monos

 

 

 

 

こいつらまたやりやがった!?が下半期集中しすぎて全部持っていきました…

・今年のベストアルバムにも入れた、イギリスのロックバンド black midi の『bmbmbm』のリミックスを世界で初めて手がける

・台湾のIT担当大臣であるAudrey Tangと異例のコラボ

・ハイパーハードボイルドグルメリポートのプロデューサーの上出遼平とコラボし、テレビ東京の停波帯の時間に『蓋』という番組を作る

・『蓋』で使用された楽曲をアナウンスなしで立て続けに3日連続緊急リリース

・東京で行われた自主企画『Theater D vol.3』にて、アルバム『Larderello』のリリースを発表。その日の0時に配信開始

 

9月はもうずっと彼らを追っかけてたんじゃないかな…というくらいに振り回されてました。

black midiのリミックスはbmbmbmのサンプリングで新曲作ったようなもんだし…好き…

緊急リリースの一発目に配信された『medieval』が、Dos monosのギアがもう一段階踏み込まれたような確信を受けるような曲で、だいたい何聴いても同じように聴こえるHIPHOP力の弱い私でも、これはこいつらしか出せん曲だわ…となってました。

 

 

現在は『ドキュメンタル』の最新シーズンに楽曲提供してます。

こいつらのコラボの身の軽さは本当になんなんだろうか…

 

 

ようやく今年ライブも見れました! ありがとうVMO…

ハードコアみたいな勢いでライブしてて面白かったし最高でしたね!

[word_balloon id="unset" src="https://first-eye.com/wp-content/uploads/2021/01/wp-16103616302777657879920380653311.jpg" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]今ライフルで命狙われてんのか…?と思うくらいの緊張感の荘子itが良かった[/word_balloon]

というTwitterの感想を見て笑いました。わかるよ…

 

来年も目が離せないアーティストですね。

 

 

 

 

最後に

今年もいいアルバムと曲たちに出会うことができました。

それも色々な曲をオススメしてくれるTwitterの住民とイベントやライブの音楽仲間とSpotifyのおかげです。

 

去年はこんなことを言ってました。

今邦楽で気になっているのは現代ジャズとkawaii musicですね。

 

現代ジャズとは違うけど念願のtoconomaのライブには行けました!

kawaii musicは雰囲気で聴いています。

来年は若手のバンドにもアンテナを伸ばしていきたいと思います。 できるかな…?

 

来年はまた多方面から面白い音楽を発見して、何も考えずにアホみたいにライブハウスで遊びたい!

モッシュピットが帰ってくるのはいつになるんだ…

早くその日がくることを願って、今回の邦楽年間ベストを締めたいと思います。

 

今回の年間ベストから1曲ずつ選曲したプレイリストを、今回漏れたやつも含めて作ったので載せておきますね。

 

 

 

今年もありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。

…下手でもいいから更新しようね!!!!!

 

ではまた。